今日バスで金髪の少女を見かけた。
とても明るい感じの少女が羨ましかった。
あれくらい色が白ければいいのに、と思った。
その時突然少女はバスを降りようと立ち上がった。
少女が足を引きずりながら通路を歩くのが見えた。
片足しかなく、杖をついていた。
それでも横を通り過ぎるときに、ニッコリと微笑んだ。
神様、どうか私の泣き言をお許しください。
私には両足があります。私はとても恵まれています。
飴を買おうと売店に立ち寄った。
売り場の青年はとても魅力的だった。
青年と立ち話をしたが、とても嬉しそうだった。
少しくらい遅れてもどうって事はないだろうと思えた。
立ち去る際に、青年は、
「ご親切にしていただき、どうもありがとうございます。
あなたのような方と話をするのは楽しいです。
私はこの通り目が見えないもので」と言った。
あなたのような方と話をするのは楽しいです。
私はこの通り目が見えないもので」と言った。
神様、どうか私の泣き言をお許しください。
私は両目が見えます。私はとても恵まれています。
その後、通りを歩いていると青い目の子どもが目に入った。
その子は他の子が遊んでいるのを眺めていた。
一緒に遊びたいのにどうしたら良いか分からない、という感じだった。
私は一瞬立ち止まって、それから言った。
「ほら、仲間に入れてもらえばいいのに。」
その子はじっと前を見つめたままだった。
ようやく、この子は耳が聞こえないんだと気がついた。
神様、どうか私の泣き言をお許しください。
私は両耳が聞こえます。私はとても恵まれています。
私には、行きたい所に運んでくれる足があり
輝く夕日を見つめる目があり
知りたいことが聞こえる耳を持っています。
神様、どうか私の泣き言をお許しください。
私は本当に恵まれています。世の中はすべて私次第です。
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