2011年8月15日月曜日

女性の美徳

女性を創造したとき、神様は第6日目の夜おそくに作業を行っていた。
天使が立ちよって、「なんで、そんなに時間をかけるのですか?」とたずねた。

神様は次のようにこたえた。
「女性を創るのに必要なスペックを全部見たかね?
洗えるがプラスチック製ではなくて、200以上の動くパーツがすべて交換可能で、
どんな食事でも機能できて、こどもを一度に数人かかえられて、
ひざ小僧のケガから傷ついた心までなんでも癒してしまうハグ(抱擁)ができる、
しかもこういったことすべてを2本の手だけで行わなければならないのだよ!」

天使は感心した。
「たった2本の手で?それはムリでしょう!
これが標準的なデザインですか?
1日の作業にしては多すぎますよ。
あした完成させればいいじゃないですか。」

「いいや、そうはいかない。」神様はいった。
「もうほぼ完成しそうなんだよ。きっと私の大のお気に入りになるだろう。
具合が悪ければ、自分で治せるし、118時間うごけるんだ。」

天使は近づいて女性にさわってみた。
「えっ、でも神様、ずいぶん柔らかいじゃないですか!」

「そう、柔らかいんだ。」神様はいった。
「でも強くもある。君にはきっと、女性がどれだけ多くのことに耐えて克服できるか、想像もつかないだろう。」

「考えることはできるのですか?」天使はたずねた。

「自分で考えられるだけでなく、物事を判断したり、交渉したりもできるよ。」
神様はこたえた。

天使は女性のほおに触れてみた。
「神様!なにか漏れているみたいですよ!負担のかけすぎじゃないですか?」

「漏れているんじゃないよ、それは涙というんだ。」神様は天使の言葉を訂正した。

「何のためにあるのですか?」天使がたずねた。

「涙は、彼女の悲しみや疑い、愛や孤独、苦悩や誇りなど、すべてを表現する手段なんだよ。」神様はいった。

これに天使はたいへん感激した。
「神様!あなたは天才ですね。何もかも考えられたのですね。
女性はほんとうにすばらしいです!」

「本当にそのとおり。女性は男性を驚かせる強さをもっている。
彼女はトラブルを処理し、重い負担にも耐えられる。
女性は幸福、愛、信念をもちあわせている。
女性は叫びだしたいときにほほえみ、泣きたいときに歌い、幸せなときに泣き、
怖がっているときに笑うんだ。
彼女は信じるもののために戦い、不正に立ちむかう。
よい解決策があると思えば、「できない」という返事は受けつけない。
家族の成功のためにがんばる。
心配なら友人を医者につれていく。
女性の愛は無条件なんだ。
そして、わが子の勝利に泣き、友人の成功に幸せを感じ、出産や結婚の話によろこぶ。
家族や友人が死ぬと心をいためるが、それでもくじけずに人生を生きていく強さをもっている。彼女はキスとハグ(抱擁)で傷ついた心を癒せると知っている。」

だが、神様は最後にこう付け加えた。
「でもたったひとつ悪いところがある。女性はそういった自分の価値を忘れてしまうんだよ!」

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